イギリス大学院留学

ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)での一年間の大学院留学生活に関することなどを綴ってます。

現渡英者に告ぐ:バイトを探すなら今のうちだ

かなり個人的な経験に基づいた話で申し訳ないですが、

 

イギリスの大学院は1年でおそらく平均して月にエッセー1本と、テストの準備や修論も書かなければならないので忙しいです。
バイトを探すヒマがあったのは、イギリスでの生活が少し落ち着いてきた10月~クリスマス前で、その後は再び怒涛のように数か月がただただ流れて行きました・・・

...

今年9月に渡英して、アルバイトを探したい!人のために、良かったら参考までに^^(自分の経験値に限界がありすぎるので、誰か追加情報をお願いします。)
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【種類】
■カフェ/バー 時給6.5£~
去年はキャリアの人からロンドンの最低賃金は6.5£と聞きましたがもしかしたら変わってるかも。非ネイティブにとってはドキドキの選択ですが、語学向上間違いなし。

■日本レストランや日本人オーナーが運営している飲食店 時給??
語学のハードルは比較的低いはずなので、チャレンジしやすいかも。
日本人とフランス人が合同で開いているワイン商店などちょっとレアなところも募集を出していたりします。

ただしてんぷらと唐揚げの違いやほうじ茶とは何かを英語で説明せねばならないとか・・・

 

日本語教師 時給驚愕の20£
 ブログを購読してくださっている方はもうご存知かと思いますが、私はこれを週3~4でやっていたのですが、おかげさまで肉やお菓子を買う余裕ができました。
継続的な収入を見込みたいならTutorHuntがおすすめです。
詳細はこちらから:http://studyabroadinuk.hatenablog.com/e…/20150107/1420598525

■人材サービス 時給10£~
CV-libraryというサイトに自分の情報を登録しCVをアップておくと、向こうから電話がかかってきます。特にスキルがない人でもできる仕事内容は、簡単な通訳や日本企業で働きたい非日本語ネイティブスピーカーの入社テストの採点(ちなみに私は面接で落とされましたw)などです。
詳細はこちらから:
http://studyabroadinuk.hatenablog.com/entry/2014/…/01/071533

■心理実験被験者 時給12£
ドイツ人の友達がやっていました。そういうサイトに登録すると、自分の順番が回ってきたら向こうから連絡が来て、実験に協力することで報酬を得ます。色々なものがありますが、例えば密室に数時間何もせずに閉じ込められるとか、その子は昔実験中にパニックを起こして倒れたらしいですが、そんな大したことではないらしい。経験としては良さそう。

 

Facebookの方でもちょこちょこちょこっとたまにこれから留学する方に向けて、最新ではないが生活情報などを書いておりますので、良かったら

コチラからhttps://www.facebook.com/groups/igirisuryugaku/

もどうぞ。

ライター募集中です。気軽に連絡お願いします!!

 

#ロンドン #バイト #parttimejobinLondon

海外生活 部屋を借りるときの注意点 #詐欺根絶ネットワーク

別に迷信に傾注しているわけではないですが、

今年はひつじ年で24歳のわたしは2回目の本命年を迎えました。

 

本命年とは自分の生まれた干支の年のことで、中国では縁起が良くないとされています。

厄年の中国版と考えていただければよろしいかと思います。

 

赤い下着や、とにかく赤いものを身に着けることで厄除けができるといわれており、母が年始にさっそく、まさに絵の通りの赤い下着を備えてくれましたw

 「本命年」って何?中国人アーティスト、李志宏 | SHINWA BLOGより

 

だが、見えないとはいえ、やはりこのド派手かつシンプルすぎる布を身にまとうには抵抗があり、お蔵入りさせてしまっていました。

 

今思えば、常に身に着けていれば今回のような悪運から逃れられたかもしれません。。。

 

 

あれが詐欺だと気づいたのは事が起こってから2か月後、パリについてから一週間後だった。

 

彼氏と同じ屋根の下に泊まることは家族が猛烈反対していたので、自分で5月の中旬にネットでアパートを探して借りることに。 

ビザ申請も迫っており、とにかく焦っていたこともありエージェントの評判をチェックすることすら忘却。

 

みなさん、Craiglistはご存知でしょうか。

北米ベースの、悪名高い仲介サイトです。

 

いや、サイト自体が悪いわけではない。

このサイトを使って犯罪を犯す人が多いのである。

とにかく変な人が多い。

 

後になって聞いたことだが、彼氏の友達(男)はこのサイトを通じてコンタクトした大家に、

「俺の○○を舐めろ」

と言われたとか。

 

 

しかし私があった被害はそんな笑えるかわいいものではない。

 

すべての出来事を要約すると、

3か月分の家賃を振り込んだところ、2か月間連絡が途絶えることがなかったのに、部屋に移り住む直前に、友達からお金をもらうのに私の銀行口座を借りていいか聞かれ、礼儀正しく断ったら連絡が途絶えた。

 

 

どうして?(´・ω・’) 

 

連絡が途絶えてから2日経っても、私は相手がパーティで酔いつぶれ返信を忘れているだけだと思っていた

だって今までのメールで、部屋の壁を私が希望した色に塗ってくれたり、鍵をイギリスまで送ろうかと親切に提案したり、空港まで迎えにいくと(飛行機じゃなくてEurostarで行くって何回も言ってんのに)言ってきたり・・・

 

 

が、

 

しょうがないので直接その物件に言ってみると、書かれている住所の番号はお土産屋だった。

 

絶望。

もんもんもんもん 

なんで?(´;ω;’)

 

騙された実感が湧き始めたのは実際に物件にいってから3日目ぐらい

 

だから今まで家主の返信は色々変だったんだ・・・

だから質問に答えてくれる時とスキップするときがあったんだ・・・

後からメールのやり取りをみると、詐欺だったことは明らかだったが、(例えば部屋の大きさ聞いたら12×14㎡と返ってきて、なんかの打ち間違いだと思ってスルーしたけど)

その時は全く騙されるかもという概念がなく、

ナイーブすぎた。

焦るとだめです。

 

 

そういえば正式な契約書何回も頼んだのに、いつも何かと理由つけて逃れてた

「ビザ申請で大使館に持ってくから正式なものがいいよね、イギリスから父に頼んで正式なものを作って送ってもらうよ」

と言っときながらなんも届かないから2週間後ぐらいに連絡すると、

「あれからもうその話題を出してこなかったから、もういらないのかと思った」

と言われ、

Sorryって言ったからまあいいやと思い、

 

振り返るとすべてが詐欺臭漂っていたのに気づかないバカな私(´・ω・’)

 

振り込んだのはDeposit入れて1580€。

 

私の銀行口座はロンドンにあり、振込んだ銀行はマドリッド

部屋の場所はパリ。ヤツの携帯はイギリスナンバー。

そして決定打はヤツのメアドのドメイン南アフリカ(---yahoo.co.za)

 

完全に国際的なネットワークを駆使した犯罪です。

後処理がめんどくさいのは言うまでもない。 

怪しさMAXですが、パリにアパートがあるぐらいだから他にもいろんな国で投資してるのかな?

こんなときだけどんな事象でも論理的につなげられちゃうから困っちゃう。

 

試したのは

1.パリ警察

たぶんヤツを捕まえることはできないけど、通報することに意義はある

2.中国領事館

自国民の保護してくれないかな~と希望を持って訴えにいったら冷たく突き返される

3.パリの自分の銀行支店

フランス語しゃべれないのがいけないけど、英語があまり通じないので結局スタッフのデスクの電話から自分で口座を作ったロンドン支店に電話することに。

10分ぐらいお待ちください音楽を聞いてやっとラインがつながり、状況を説明したところで担当者に代わるとお姉さんがまたお待ちください音楽に切り替える。

でもやっと希望が・・・と思ったら待ってる最中に突如パリ支店停電。

 

 

こんなことってあるの?!(°Д°)

 

あったのです。さすがに今年のツイてなさに敬服。

後日また行ってパリ支店からロンドン支店に正式な封筒で証拠と手紙を出したけど、返事なし。

 

4.パリのイギリス領事館

ヤツがなぜか主体的に自分のイギリスパスポートを送って安心させてきたので、本物か、偽物化、フォトショップしたのか確かめてもらいたく行ったが、第三者に個人情報を漏えいすることはできないと言われる。

イギリス大使館に直接手紙を書いた方がまだとりあってもらえる可能性はあると言われる。

彼氏に頼み、経済省の肩書きを使ってもらいイギリス大使館に電話して警察課長の名前と連絡先を聞きだしてもらおうと図る。

が、やはり個人情報になるのでメアドしか教えてくれず、「面白い案件がありますよ」とここもまた彼氏が経済省のProfessionalなメアドを使ってくれたのですが返信かえってこず。

 

5.相手の銀行にメールで連絡

返信なし。

 

6.まだ実行してないけど、夏休みが終わってみんな仕事に戻ってきてもなんも進展なかったらヤツにスナイパーを雇ったと脅迫メールを送る。

You will die. ちょっとは動揺してくれるかな? 

 

何がムカつくかって、ヤツの電話もメアドもまだ通じるのに、警察や権限をもってる機関は何もできない。

というのも、いろいろ調べて浮かび上がったことですが、こういう人の裏にはやはり大きな組織のようなものがあり、国境をまたがると責任の所在が不明確に。

 

ヤツが使っていた銀行ももしかしたら他の被害者のもので、同じように

「ちょっと他の人からお金をもらいたいから口座を貸してくれ」

といわれ貸してしまったのかもしれません。

まさにTax Heavenで出てきそうな話です。

 

気をつけましょう、マネーロンダロンダロンダリング

こんな注意を呼びかけるCMソングあったら私は被害に遭わずに済んだかもしれません。

 

 

そこで、直接部屋を見に行けないけど事前に部屋を借りなければならない!という場合に必ずやってほしいことをシェアしたいと思います。

私が焦ってお金を振り込んでしまったもう一つの理由は、パリで部屋を借りるのは相当に困難だと聞いていたから。 

フランスでは、一度住み込んじゃえば家賃を払えなくても大家は居住者を外に追い出してはいけないという法律があるんだそう。

だから大家さんたちも慎重になっているんだとか。

また、給料の3分の1以下の部屋しか借りることができない決まりがあると聞きました。

不動産を通す場合は普通候補者が数人いて、お給料や仕事など、プロファイルを見て貸す人を決めるらしい。

 

こういう意識があって、時間が迫っていたこともあり私は人生で最もバカの行動に出ました。

そうです、要求されてないのに3か月分の家賃を事前に払うと詐欺犯に約束したのです。

 

 

以下3点、お金を振り込む前に必ずやりましょう。

1.Skypeで一度話し、物件を見せてもらう。

(どんな理由にしろ、見せてくれなかったら詐欺です。Let it goしましょう。この時に相手の身分証明書も送ってもらいましょう)

2.相手のサインが入った契約書を作ってもらってからお金を振り込む。

(私は社会経験が浅かったのではなく、礼儀正しすぎたのです←)

3.自分の身分証明書を送るときは必ずコピーに「Only for ○○―――――」などと書き、転用を防ぐ。

その時のポイントは文字の一部をパスポートなどの数字に接触させること。フォトショップで消されづらくなります。

あと文字の後ろに必ず棒線を引き、書き足しを防ぐ

自分のパスポートコピーを送ってしまったのですが、もしかしたら今頃他の人をだますのに使われているかもしれません。

 

誰か将来私名義の家主に出会ったら注意してくださいね(笑)

 

 

長くなりましたが、本命年は本当にいろいろ起こります。 

今年は詐欺の年、金銭的な損害だけでまだ良かった・・・そう考えてしくしく自分を慰めることしかできません。

それでも私は人間を信じます。

 

気が緩むとすぐに取り込まれてしまいますから、みなさんも常に詐欺に敏感に生きていきましょう。

嫌な世の中ですね。

 

油で頭皮ケア!新しい育毛の発想です  

遠距離恋愛その3 彼をたずねて三千里 

さて、3学期も終わり、大学院生活は残り修論を書くのみとなります。

 

来年留学する人のために時系列をおおまかに表すと以下のようになります。

 

2015年10-11月 出願

12-翌2月 結果出る

2016年9月下旬 入学

12月 1学期終了

2017年1月ー3月 2学期

4月ー6月 3学期(試験は5月から

(授業は5月初旬で終了し、その後試験が6月ごろまで)

2017年9月 修論提出

2017年12月 卒業判定

2018年7月 卒業式

 

そうです。2015年から準備を始めて、最後に卒業証書をもらえるのは2018年。

4か年計画です。

 

私の場合試験は5月下旬にもう終了したので、残り数か月イギリスに残るか、中国か日本に戻るか、放浪するかいくつでも選択肢はあったのですが、感情に従い行動しました。

(ちなみに論文はどこで書いてもよく、最後にハードコピーを提出しなければならないのですが、イギリスから離れる場合友達に頼むなどの対策を取ります。)

 

イギリスでは一斉に始まる就活時期はないみたいで、学校が毎週開催するキャリアフェアに参加して企業の人と話したり、自分で企業や組織の募集要項をチェックし、応募する感じです。

*コンサルファームはどこでも募集が早く始まります。

 

数か月間の学生生活をぬくぬくと過ごし社会にもまれる覚悟は完全にやられ、まずはインターンをしようと決め、大先生のご紹介でパリにて奇跡のような受け入れ先を発見。

パリを選んだのはbfの勤務先が

そこにあったから。

 

ただし家族がアジアン・ヴァリューをかなり強くもっているので、自分で部屋を借りまたフラットシェアをすることに。

パリにいながら1か月で400ユーロ、電気水道代すべて込みという安くていい物件を見つけ1日で契約を結んで料金もすべて支払ったのですが、家主が時々怖い。

 

最初は好きな色を聞かれ、壁やベッドシーツを自分好みにしてくれなんてすばらしい待遇なんだろうと感動しました。

その後ビザ関連のことで契約の書類が必要となり、簡単なことでもあまり協力をしてくれず。

ついにはヨーロッパで銀行口座を持っているか聞かれ、友達が返金したいから私の口座を借り、振り込んでもいいかお願いされる。

ちなみにまだ一度も対面したことがない赤の他人。 

インターン先のボスに話しても心配されたので海外のネットで物件を探すときはやはりいろいろ注意しなきゃなと思うばかりです。

直接見に行けなくてもスカイプなどで一度話すことをお勧めします。 

 

遠距離恋愛からそれてしまいましたが、

本題は国際恋愛。 

週末にbfの実家を訪ね、お父さんやお母さん、友達に会ってきたのですが、言葉があまり通じない分、逆に緊張も緩和されるというプラス面があります。

最近中国のカップル論争の番組にはまっているのですが、多くの問題はカップル間というよりも家族のバックグラウンドが違いすぎたり、嫁姑の間に軋轢があり息子がうまく対応できず関係に響いてしまったりということばかりで・・・

非常にアジア的だなと思います。

親の介護などなど。

でも欧米だと親も子から独立しているので、そういった意味では友人のような関係で私生活にまで干渉するということはないんだそう。

 

また話が逸れましたが、

言いたいことは、5-6月のテスト後、イギリスに居残らなくてもいいので、

今からそのあとの進路も同時に考えたほうがいいということです。

一般の企業のインターンはイギリスに渡った同年の12月やクリスマスの時期に申し込みができるように準備しておいた方が良いらしく、普段の課題と並行して職を探すのは結構忙しいです。

でも必ず道は開けます。

 

今日も世のため人のため自分のために精一杯生きましょう!

 

 

 

ロンドンの治安

世界の住みやすい街ランキングでロンドンは50位前後にくいこんでいるよう。

 

実際に暮らしてみて、確かに危ないな、怖いなって思う場面に出くわしたことはまだないし、普通にしている分には日本と同じ感覚でいけます。

でも冬は暗いので10時以降一人で図書館から寮まで20分ぐらい歩かなければならない時はちょっとドキドキします。

 

また、来てから9か月の間に寮の裏のマンションで殺人事件が(2人死亡、放火未遂)起きていたことは結構衝撃的でした。 

私が住んでいるエリア(Kings Cross)で殺人事件が起きたのはこれ以外にも数件あったようです。

 

逆に深夜二時ごろに長距離バスに乗るために、ローカルバスに乗ったときはお酒でぐだれている人が目立ち、酔っ払いばかりでありながらもその戦意喪失している様に安心感を覚えたものでした。

 

ということで、凶悪犯罪は(遭ってしまう可能性はもちろんどこでもありますが)はそこまで心配しなくても大丈夫かなという印象です。

 

ただ!!

ぜひ注意してほしいのが路上詐欺です。

 

今日騙されたのでこの記事を書いています。

ちょっと調べてみたら、日本だとこの種の詐欺では「時計売ります」手口が有名なんだとか。。。

 

こっちの手口はいろいろあるんでしょうが、基本的には同じです。

路上で話しかけられたらやっぱり警戒しましょう。

二件、私が実際に体験した詐欺例を紹介しますw

 

1.クリスマス前の夜に(ハロッズ周辺)

人ごみの中を歩いていると、向かい側から至って普通のみなりの女性が手作りのペーパーフラワーを渡してきた。

え?ただでくれるの?って思うのもつかの間、

恵まれない子供に良いクリスマスをと言って募金を要求してくる。

ロンドンの物乞い数はかなり多く、時々恵みたいなと思っていたので常に小銭をポッケにいれていたので、この時もちょうど小銭があると思い2ポンド渡してしまう。

*犯罪テクニックポイント

お金を取り出そうとしているときに、詐欺犯は「今日はみんな札(note)をくれている」と行ってきます。

最初は10ペンスをあげようと思ったのですが、そういわれると人間の本性なのか、きまりが悪くなってしまい、結局もっとあげてしまった。

一応チャリティーということで金の行きどころは?と聞くもThank youとだけ言い颯爽と去っていきました。

後日友人に話すと、同じような被害に遭ったことがあるらしく、かわいそうなことにもっと大金を渡してしまったとか。

 

2.止まって地図を眺めていたら

今日起きたのでかなりタイムリーです。

またまた中年女性で、Excuse meと声をかけてきて、ガソリンスタンドでレモネードを買いにいったらかばんを盗まれて、高速料金払えないから家に帰れないんだとか。

ストーリーは結構めちゃくちゃでしたが、

ここで犯罪テクニックポイント

詐欺犯はだいたいまずDo you speak English?と聞いてきます。確かに英語わかんなかったら饒舌にまくしたてても無駄なのはわかっているよう。

次がポイントです。

Yesと答えるとすごくほっとしたように、今まで聞いてきた人たちはcouldn't speak good Englishとかで助けてもらえなかったんだとか。

ここで被害者の自尊心をくすぐり、断りづらくします。

そしてThis is really embarrasing. とかI have money.とか言い、疑うことに対して少々罪悪感を抱かせてきます。

前回の被害経験があったのでかなり警戒していたのですが、その前にちょっとHappyな出来事があり、ちょうど社会に何か還元したいなと思っていました。(後で思えば当然社会に還元するにしても詐欺犯を肥やさせなくてもwって自分で自分にツッコんだのはいうまでもない)

彼女はまだ分かりやすい詐欺でした(90%嘘だと確信しながらも10%に賭けました。バカでした。) 

家に帰るのに12.99ポンド必要だとか。

ちょうど小銭があったのできっちり要求金額を渡そうとすると、

You can give me 20 pounds so that I can return you 20 poundsと財布の中身を待ち焦がれる眼差しで見つめながら訴えかけてきます。

この瞬間から詐欺バロメーターは95%に上がりました。

それでももし本当に困っていたら・・・と思い心の中で最後に”I TRUST YOU”って彼女に言おうか考えていました。

携帯番号を教えるも、この時は私は内心ほぼ諦め状態。

それでも今まで自分が旅行中にいろいろやらかしていろんな人に助けてもらったことを思い出し、万が一本当に困っていたらと・・・・・・・

 

詐欺バロメーターが99%に上がったのは、彼女のタバコで黄ばんだ少しガタガタした葉を見た時。

そして革ジャケットに合わせたスカーフがすごくチープに見えた時。

45分後ぐらいに家に着くから連絡すると言いましたが、期待はしませんでした。

(あ、もちろんなにも連絡は来ませんでした。向こうの連絡先はもうあの時点で聞きたくもありませんでした。)

 

ただ後悔しているのは最後に何も言ってやらなかったこと。

もしあの瞬間に戻れるのなら、

”I TRUST YOU” って真剣に目を見つめて伝えるか、

または

”You don't need to give me the money back if you are really in need."

とでも言えば良かったかなと考えています。 

誰だってきっと好きで最初からこんな情けない仕事をしたいわけじゃない・・・

ただやはり後味は悪く、騙されてもいいやと思っていながらもその後(今まで)ずーっとそのことについてどうすればよかったのかなと考えずにはいられませんでした。

もう遅いかもしれませんが、

ロンドン警察Action Fraudの非緊急通話ラインが9時にオープンするので、朝一で情報提供のためにも通報したいと思っています。

こういうことって通報しても何も期待できないだろうけど、警察の反応と意識も見てみたい。 

 

そういえばどちらもケンジントン(Kensinton)とナイツブリッジ(Nightsbridge)という高級住宅地域で起こりました。

 

人の良心を商売にする輩。

こういう人がいるから本当にお金を必要としている人にお金が届かない・・・

でも奴らも本当にお金を必要としている不正直でかわいそうな奴らなのだろう。

私が日々節約してためてきたお金はやつらを更生させるためにある・・・

 

そう祈って。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大学院選びの基準 イギリス

イギリスへの大学院留学であれば、少し遅れた出願ラッシュ真っ只中か、早期に準備されている方でしたら既に出願を終え、後は結果を待つのみ、流れに身を任せるのみといったところでしょうか。

 

私は2014年秋、ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS, University of London)で
社会人類学部/開発の社会人類学コース(Social Anthropology of Development)に応募したのですが、

応募が開始したのは10月の中旬でした。

 

エージェントからは、9月オープンの学校もあると聞いていたため、9月になった瞬間、大学のHPのアドミッションサイトの前に張り付いて

神経をとがらせながら数時間ごとに更新ボタンを押していました。

(実際は10月後半だったような。毎年違うそうで、直前になって公表されることが多い)

 

なぜかって?

 

なんてたってイギリスはローリングアドミッション制度、

Fisrt Come First Servedな仕組みのため、受験に関しても早い者勝ちな側面があったりしちゃうのです。

 

どんなに優秀で、せっかく立派に履歴書を書いたり、偉い先生や実力者に推薦書を頂いても枠がないものは

 

ないんです!(°Д°))))))

 

周りやSI-UKのエージェントの方から聞いた話になりますが、

12月以降の出願になると、合格率がぐっと下がってしまうそうです。

もちろん気持ち的な余裕も時間が立てばたつほど、なくなっていくでしょう。

 

今この瞬間、来年の大学院留学に向けて出願しようかしまいかまだ悩まれている方

お気持ちはよーくわかります。

 

日本の大学院でも同じことが学べるのではないか?

就職してから留学に行っても遅くはないのではないか?

はたまた勉強ではなく、ビジネス経験が身につくインターンをした方がキャリアに直結するのではないか?


もしくは自分がやりたいことに合った留学先/大学院選びの基準が分からない…

 

等、この時期は様々な選択肢の狭間で気持ちが揺れ動いている方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。

 

そして気持ちの問題だけではありません。

金銭、年齢、現在の勉強/卒論/仕事との兼ね合い、IELTSが間に合うか・・・

さらに、認めたくはないけれど、今の自分の能力で海外の大学/大学院に受かるのか?受かっても現地でサバイバルできるのか・・・?

 

しかし、どの国にするよりも、どの学校にするよりも、何よりもまだ悩んでいらっしゃる理由は

「留学という選択が、自分が将来本当にやりたいことと【最短距離】で繋がっているか分からない」から

なのではないでしょうか?

 

 

よく言われているように、私たちの人生は、今の【決断の連続】です。

そして夢は【行動の連続】です。

 

一方で、決断を下すためには【判断材料】が必要です。

 

以前参加した留学経験者向け就活説明会で配られた特集の中に、

こんな教訓が書かれていました。

今でも私のお気に入りの言葉です。

 

<悩む資格がある人と悩む資格がない人>

分岐点の50メートル手前で立ち止まる人はどちらに行こうか悩む資格がない。

分岐点ぎりぎりまで歩いていく行動をして、初めて悩む資格があるのだ。

 

 

万人が認める真理、成果を出すためには努力と行動が不可欠である。

でも、我々はなぜ往々にしてそれができないのでしょうか?

 

 

私の場合、(朝が弱いとかもありますが・・・)

悩んでいるだけで行動に移せない場合は

「努力が無駄になってしまうかもしれない」、

と、自分で自分に対する成果を出すことへの自信のなさや不安を感じてしまっている時です。
がんばってみたいけど、躊躇してしまう。

これは現代社会の波に揉まれ、自分を見失った経験を持つ者なら誰しもきっと一度は吐いたことがあるセリフではないでしょうか:

「やってみたいけど、そこまでしてリスクは取れない/踏み込めない」

 

換言すれば、自分の選択に責任を持つ覚悟ができていない時でもあります。

 

大学留学にしろ大学院留学にしろ、海外インターンにしろ、日本を飛び出すという決断を下すのに様々なことを犠牲にしなければなりません。

大学生であれば、同期より就活に1~2年遅れることのリスク、

既に社会人の方であれば現在のキャリア・地位、

結婚されている方であればもしかしたらパートナーや子供との時間、ひいては家庭を犠牲にしなければならないかもしれませんね。

 

でもそれが結局のところ、人生をより良い方に変えられず、常にもやもやした気持ちで過ごしたり、結果的に後悔することになったら?

悲しすぎますよね(ガーーーーーーーン)

停滞どころが逆戻りです。崩壊です。「俺/私の人生を返せ」です。

 

一方で、もしあなたが今しようとしている選択が理想の人生に直結していると保証されていたら?

後はそのゴールに向かって一直線に走るだけで良いなら?

人生だいぶ楽ですよね??

 

問題は、今しようとしている選択が自分の人生においてもっとも実現したいことや理想の人生と繋がっているという確信が持てるようになるかどうか・・・

 

そ・の・た・め・に!

 

当たり前のように聞こえますが

自分が本当にほんとーにほしいものを理解すること!

そしてその優先順位を整理すること!!

が必要になってきます。

 

詰まるところ、自分の中に散らばっている「判断材料」の断片を、

「心の声」というフィルターにかけてみてあげる、といった具合でしょうか。

(もちろん留学に限りません)

 

でも、普段なかなか1人でそんなこと考えても、答えは出ないですよね。

 

 

私自身、夢というか未知の野望に向かって多くの課題を克服する途上ではありますが、

最近留学しようか悩んでいる方々の声を聞いていると、

留学に向けた準備だけでなく、そもそも留学に踏み切るべきなのかどうかについても、何かしらのお役に立てるのではないかと感じています。

 

現在コーチングを学んでいることもあり、この留学コミュニティにおいても

悩める方々のパートナーになり、一人でも多くの人が納得の留学生活、理想の人生を歩めるお手伝いをしたいと考えております。

 

 

ということで、一緒に「本当にやりたいこと」、「やるべき」ことを考えてみませんか??

(留学に限らず!!!)

 

■こんな方におすすめです

◇自分の本当に欲しい結果、目標を明確にしたい

◇その目標を絶対に達成すると決断したい

◇ただし、何から手をつけたらいいのかNo idea

 

■特にこんなあるある症候群の方!大歓迎です

◇何かやろうと決めてもいつも企画倒れ

◇目標の達成の妨げとなる言い訳をいつも探してしまう

◇本当はやりたいことがあるのに、まわりの反対や自信のなさから前に動けない

◇今の進路が正しいか分からない

◇夢を実現したいが、色々なものに手を出しすぎてキャパオーバーの結果迷走している

 

コーチングを通じて、恋愛や人間関係など、人生のあらゆる領域で波及効果を感じていただくこともできます。

 

また、特別お試しセッションに参加された場合、おまけとしてこのブログでずっと書いてきたIELTSで得点を上げるために必要なちょっとしたコツについて

質問があるようでしたらお答えできる範囲で対応したいと思います。

※メインはあくまでも理想の人生に直結する目標設定と目標達成のためのワークです。

 

 

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特別体験コーチングセッション(1対1)ご希望の方、

sisy7260@yahoo.co.jp まで、以下の情報と共にメールください。

 

タイトル:特別体験セッション申し込み/〇〇(お名前)

  • お名前(ふりがな)
  • ご希望日時(上位3つまで)
  • お電話番号(電話で連絡してほしい場合はその旨お伝えください)

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■特別体験セッションの日程一覧(所要時間3時間) 場所:渋谷 Skype

・1月27日(土)

・1月28日(日)

・2月3日(土)

・2月4日(日)

時間は応相談です。

 

お気軽にご連絡ください(^_^)

今回の締め切りは1月24日です。

気になる方は早目のご連絡をいただけると助かります。


Skypeでも受け付けますので、よかったらご相談ください^^

※現在留学中の方でも、Skypeでセッションを受けて頂くことが可能です。ご相談ください。

お申込みを確認後、事前アンケートを送付させていただきます。

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「いつかできたらいいな」は決断しない限り、永遠に来ません。

あなたも人生の中で「決断が遅れた」ことによって何か失ってしまった経験はありませんか?

まずは留学、国、学校選びを切り口に、(そうでなくても、)人生をかけて成し遂げたいことを一緒に考えてみましょう!

 

 

ちゃんと自分にとって意味ある目標を定めることで、努力することがとても楽になります。回り道をかなり減らすことにもなりますよ😉

 

Enjoy Your Life!

 

 

 

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”私”のプロファイル

9歳の時に北京から来日し、在住年数約17年。大学では国際政治/国際開発を専攻し、文化や伝統の尊重と開発の両立性を学びにイギリスのロンドン大学東洋アフリカ(SOAS,University of Japan)にて開発社会人類学修士号を取得。その後約1年間、運よくパリにて元シラク大統領特別顧問が運営する会社でとある国際保健機関の支援を経験する。現在、都内某コンサルティングファームで働きながら目標達成のためのコーチングを実践中。

32歳から世界を練り歩き始め予定、50-60代で100万人の人生をポジティブに変えたい。



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★おまけ情報

 

イギリス大学院出願に必要な書類は4つのみ。(たまに5つ) 

1.志望理由書(Personal Statement)

2.推薦書2枚(Reference)

3.IELTSのスコア

4.日本の大学の成績(Transcript)

(5.履歴書(CV)を求める学校もあり)

 

問題は志望理由書!

これが書けなければ推薦書も頼みづらいはず。

構成は調べればいろいろ出てくると思いますが、

多くの学校は長さの決まりがなく、去年必死に字数制限を探すもだいたい明記されておらず・・・

ちなみに例外は例えばLSE。おととしと去年の指示は1500字(3枚ほど)でした。

あと私が応募した経験の中から言うと、University of Kentは200字でOKwww

 

標準は留学エージェントやイギリス大学の派遣員によると1~1.5ページ(600~800ページ)。

だいたいの構成

1.導入

2.学びたいこと、やりたいこと

3.今の関心を持ち始めたきっかけなど

3.大学でしてきたこと

4.学校以外での経験(ボランティアやバイト、仕事など)

5.なぜこの学校、このコースなのか (3と4をどう生かすのか)

ここで応募しようとしているコースの先生とその著書の名前を出すとGoodだとか

学校のHPからそれぞれのコースの構成と教えている教授が見られたりするので、そこでチェックして、興味がもてる短編のエッセーを読んでみましょう。

6.再押し

 

もうお分かりのとおり、やりたいことがまず決まらなければ学校もコースも、書くべきことも選べません。

 

なので、自分とじっくり向き合う時間を数週間自分に与えましょう。

机の前で、布団の中で、考え続けましょう。

そして他人のサポートを頼りましょう。

あなたよりもあなたを知る人、客観的な意見を伝えてくれる人などなど

 

(大学院に行くと決めたぐらいなので、きっとアカデミックな勉強は嫌いではないと仮定します。)

大学で(または生きてきて)一番心に引っ掛かったことは何だろう

これは解決しなければならないと強く思った社会問題は何だろう

奥深くてもっともっと知りたいと常に思うのはどんなことだろう

etc...

 

自分と向き合った結果、私は開発の社会人類学という道を選びました。

 

 

親&みんな

「卒業生はどんな仕事してるの?」

「この専門って将来どういう仕事ができるの?」

 

➡︎分からないから自分で作ります。

強がりました。でも後悔はしてないですᕦ(ò_óˇ)ᕤ

 

ちなみに、学校選びに関しては、留学エージェントが開催しているフェアなどに参加して、イギリス大学から派遣されたアドミニストレーターたちと会話を交わす機会も学校の雰囲気をつかむのにだいぶ役立ちました。

会話が異常にはずむ、そんな派遣官を見つけたらその学校をマークしてみたりしましょう。



IELTSの結果はなるべく早く出すのが理想なのは言うまでもありません。

でもオーバーオール5.5でも、開学前の補修クラスに4~8週間参加することを条件にConditional Offerをもらえるそうです。

ただ、その場合はイギリスの滞在期間が長くなるので、VISAがめんどうなことになります。

補修クラスに入ってる期間はまだ正式に入学しているとはみなされないので、日本を離れるときにTourist VISAか似たような短期のVISAを申請し、イギリス現地で9月の入学前に学生ビザ(Tier4)に切り替えなければなりません。

 

費用は

 

驚愕の8万円

(´Д´)°*。+クソー

 

IELTSの攻略法を以前の記事で少し紹介しているのでよかったらご参照ください。

 

studyabroadinuk.hatenablog.com

 

 

studyabroadinuk.hatenablog.com

 

出願オープンは10月からのところが多い印象を受けましたが、9月の初旬には1~4(5)の提出書類を完璧にそろえ、オープンのタイミングと共に出願しておけば合格は間違いありません。

 

ちゃんと書けば間違いありません。

 

これが11月の下旬になると合格率がどんどん下がっていきます。

(こちらをご参照)

 

studyabroadinuk.hatenablog.com

 

 

大学院入学後の先生たちとの対面式で、先生たちは私たちの不安をくみ取り、

「私たちがここにいるすべての生徒のパーソナルステートメントを見て、合格を出したのだから、絶対大丈夫。あなたたちは私たちに選ばれたのだから絶対にこのコースで生き残れる力を持っている。」

と暖かく勇気づけてくれました。

 

志望理由書はすべての第一歩。

あなたの将来のための、でも「今」を原点にした選択。


 

きっと大丈夫。

 

 

イギリス大学院 試験編 FINAL exams

テスト後で脳みそが絞り切られてしまっていますが、試験の問題がおもしろかったので、久しぶりに更新します。

 

英語の発音を良く、そしてもっと聞き取れるように!【Yumiの脱カタカナ英語マニュアル】  

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イギリスではTerm3の最後にほとんどの授業が大きな試験を実施します。

SOAS(恐らく他の学校も)は5月の初旬から下旬にかけてまですべての試験が行われます。

  

もちろん授業によりますが、だいたい2時間~3時間のもので、成績の50%から70%ほどを占めるものが多いみたいです。

詳しくは前の記事をご参照ください。

 

studyabroadinuk.hatenablog.com

 

私がとっているコースは

1.Anthropology of Development

2.Theoretical Approaches to Social Anthropology (TASA)

3.Hindi language 1

4.Dissertation

 の4単位からなり、1の開発の人類学はin-class examと呼ばれるクラス内(1時間)で行われるテストを、すでに前学期に2回に分けて実施されたので今回はないです。

最初は1時間しかくれないくらいなら学期末にドーンと3時間やったほうがマシだわー(°Д°)

と内心怒っていましたが、3学期末になると先生たちのやさしい配慮がようやく身に沁みます。。。

 

エッセーも大変ですが、試験対策も死にそうになります。

今回受けた試験は2のTASAで、人類学に関わる200年の歴史と思想家たちの理論への理解が試されます。

 

私にとって特に大変だった点:

1.レクチャーが速すぎて授業中にとったノートがあとで見ると解読不可能

2.友達のノートを借りたかったがアルファベットの連書読めない←

友達の字が汚いというわけでは決してないけど、ネイティブの手書きの英語は無理m(__)mちーん

(他のTutorialでPCでノートをとってる子が毎回そのTutorialのメンバー全員に自分のメモを配っていたことをテスト直前に知るが時すでに遅し)

3.最初は英語だけで理解しようとWikiも日本語を見ないようにしていたら、まだ語学がそのレベルに至っていないらしく、そもそも理論の意味を完全に理解できず最後まできてしまったこと

 

なので試験前は必至に日本語でWikiりました。そしてAmazonのブックレビューのお世話にもだいぶなりました。

今だからこそおすすめできることは、授業後に必ずノートのポイントをまとめなおすことです。

そして100%理解してないと思うならば、「せっかく留学中なのに・・・」という固執を捨て、自分が一番親しみのある言語でソースを探してください。

 

 

さて、当のExamですが、今年は2時間で12問中2問を答える形式です。

年によってルールが異なり、3時間で3問を選ばせる年もあれば、選択肢が8個しかない場合もあります。今年は比較的簡単です。

 

さあ、人類学者を目指す画面の前のあなた、何問お判りになるでしょうか?!

社会学や国際関係、歴史などを専攻されている方もきっと習ったことのある内容があるかと思うので、これらの問題をどの思想家たちを用いて答えるか一緒に考えてみてください。

 

1. Do all peoples share a common history?

2. 'Anthropologists are little more than tellers of other people's stories.' Discuss.

3.'By studying man, we have made ourselves incapable of knowing him.' Discuss.

4.'Social worlds are best understood not by the study of rules but rather by the study of those who bend and break them.'. Discuss.

5. 'An understanding of power is essential to any understanding of culture.' Discuss.

6.'Marx+Weber+Durkheim=Bourdieu.' Discuss.

7.'Every custom and belief of a primitive society plays some determinate part in the social life of the community, just as every organ of a living body plays some part in the general life of the organism.' Discuss.

8. What, if anything, has feminism contributed to anthropology?

9. Critically assess the accusation that Marxism is both inherently ethnocentric and lacks an appreciation of the role played by the symbolic in human societies.

10. 'The concept of embodiment rests on the recognition that agency lies in the willed bodily actions of persons rather than their passive performance of roles.' Discuss.

11. Anthropology is 'a science which attempts the interpretative understanding of social action in order thereby to arrive at a causal explanation of its course and effects'. Discuss.

12. Analyse the course Theoretical Approaches to Social Anthropology in the light of Derrida's deconstructive approach.(先生からこの問題は選ぶなと忠告を受けましたが、判断基準が気になるところです。笑)

 

いかがでしょうか?

奇妙な問題が何問かあるのはお気づきでしょう。

先生がエッセーやテスト問題に関して何度か強調したことは、題目を真正面から答えるなということです。(Don't accept the wording of the question at face value.)

テストの題目ををエンジンとして、真の問題と課題を導き出せというのです。

 

たとえば6番のボルデューの問題は、確かにボルデューはデュルケムの認識学的、経験的手法と(日本語訳違ってたらすみません)、マルクスの資本の概念を文化と象徴のレベルに広げ、そしてヴェーバーを持ち込むことによって彼の実践理論を主体化した (何言ってるのかもはや自分でも分かりませんが、1文にまとめると要するに彼はそんな感じに上の3人の理論を統合し、さらに止揚させました)が、

 

問題はそこではなく!

 

1960年代ごろまではデュルケムに影響された、レヴィ=ストロース(Levi-Strauss)が代表するフランス構造主義(French structualism)が学術界で猛威を振るっており(表現おかしいですがそういうことなんです。)、その一方でヴェーバーに傾倒する学者はギアツ(Clifford Geertz)率いる象徴人類学(Symbolic anthropology)(文化や言語研究をより重視するアメリカ学派)の考えに追随し、人為(agency)にもっぱら重きを置いてきました。

これは一般的にstructure-agency debateとして知られています。

さらに60-70年代にかけて世界中で起こる学生運動は当然研究対象をより実世界の政治経済と引き合わせることになり、マルクス思想が再びスポットライトを浴びることになりました(Marxist political economy)。

Sherry Ortner という人類学者は、これらの主流を社会科学の3つの”theoretical constraints"と称しました。

 

そこで70年代のおわりから80年代にかけ、実践理論(Practice Theory)がキーとなり、ボルデューなど(アンソニー・ギデンスも)が出てきます。

ハビトゥス(Habitus)、チャンプ(Field)、象徴的資本/暴力(symbolic capital/violence)はボルデューの実践理論を支える基本的な概念ですが、

 

この問題の主旨は、我々は学術的な二項対立を乗り越え、その上を行かなければならないということ(らしいです。)

ボルデューはかの有名なコレージュ・ド・フランスの就任演説で、社会学の責任は人々に自由な人間がいかに自分の支配できない構造の中に無意識に取り込まれたのかを気づかせること、そしてその結果、社会変革を起こすことだと述べました。

彼の”reflective sociology"も恐らくそういうでしょう。

80年代の実践理論の最大な特徴の一つは、構造主義と理解社会学(interpretive sociology)それぞれの利点を用いて、特定の理論や経験上(empirical)の問題を解決することにあります。

 

なので6番の

’Marx+Weber+Durkheim=Bourdieu’ Discuss.

の問題に対しては最終的にボルデューがいかにいわゆる神な三人組を乗り超えたのか、(HOWの問い続けは評価されます。)

私たちもそれを踏まえこの理論を用いて、ボルデューを超えていかなければならないということを主張するのが(正しいかどうかは別として)この授業で求められている回答のラインです。

”to think with Bourdieu, necessitates thinking beyond and even against Bourdieu" (Bourdieu & Wacquant 1992:xiii) in An invitation to Reflexive Sociology

という概念に導かれ、私たちは学問的な対立の上に、自身が抱く社会的現象の人類学的な説明の試みを再定義していかなければならない・・・

 

 

と先生は暗示しながら、この導きに無知だと地雷を踏んでしまうっていう、結局割と構造的な枠組みの中で生きてるんだな・・・・と虚しさを覚えます。

そういう意味では12番のデリダ脱構築を通してこのコース自体を批判してみるのもおもしろかったかもしれない。

 

 

ちなみに過去問(Past exam paper)は学校のオフィシャルサイトでダウンロードすることができ、懐の広さにびっくりしました。

さらにアップロードされていないものは先生に直接要求していいとか・・・

 

残る試験はヒンディー語のスピーキングと筆記(3時間)のみ。

院生生活最後の山場、HANG IN THEREの遂行を誓います。

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大学と大学院の違い、理論、美しいライティングスタイルの意義

*個人の経験に基づいた主観的な考察です。

今イギリスに留学に来ている人やこれから留学する人、いろんな選択肢がある中で最終的にこの道に進むと覚悟を決めた理由はなんですか?

特に日本だったら1年就職を遅らすのはメリットよりもデメリットの方が多かったりしますよね。

なんでですか??(本当にいろんな意見を聞きたいのでFBででも直接会ったときにでも教えてください)

 

 

以下あまり関係ない駄文と所感。

 

 

イギリスの学習システムは基本的に本をたくさん読ませ、理解度の確認やらでエッセーを書かされます。

学部生と院生が同じレクチャーにいたりするので最初は不思議に思いましたが、リーディングリストは違うものを配られ、量も違うんだとか。

 

日本だと、私の大学は授業の感想カードを書いて、それが成績の大半を占めることがほとんどでした。

ちゃんと授業に出ている人に対して不公平にならないようにとの配慮からだろうか。

なんて楽だったんだ。

 

こっちでは通用しません。

エッセーの一個一個が短い論文を書いているようです。

ただし違いは自分の意見をあまり出さないほうが安全だということです。(先生から言われました)

大学(日本)ではとにかく感じたことを長々と書けばそれなりに評価されると思います。

大学院では先行研究がどれぐらい進んでいるか、自分をその膨大なコンテクストの中でどのように位置づけるか、(他にももちろんありますが)この二点をクリアにすることがとても大事だという印象を受けました。

自分のArgumentを主張するにしろ、先行研究をバランスよくジャッジしてその上で自分の立ち位置を決めなければなりません。

 

自由な発想が好きな私にとってこの手の思想史の把握はできる限りとばしてきました。

しかし勉強してるうちにこれがいわゆる「理論」かという瞬間にたくさん出会います。

時には「理論」のすごさに感銘して鳥肌がたつこともあります。

誰にでも「あ、思い当たることがある」と、理論というのは幅広い実生活の経験における様々な場面に結びつけられるものだと理解するようになりました。

 

文系の学者の責任って結局なんなんだろうって常に自問自答していたけど、イギリスで勉強してきた数か月を通して徐々に答えを見出してきたような気がします。

日々の生活で、見えないけど肌で感じ取られる規則のようなものを言葉にして文字に書き起こすこと。

 

超大事かも。

 

政治のプロパガンダにしろ、市民運動のきっかけにしろ、人々を束ねあげられるためには曖昧で解釈の余地がある、それでいて誰の経験にも訴えかけられるような具現化された言葉は必要不可欠です。

 

 

国際機関や国際NGOインターンやボランティアの募集要件の項目を見ると、必ず洗練されたライティングスキルという項目があります。

開発分野のレポートで内容よりも書くスタイル自体が重視される傾向にあるのはモダニティの侵蝕と批判されてはいるものの、readableな文章を書くスキルというのは間違いなく高等教育で身に着けることを期待されていることの一つだと思います。

 

イギリスに来て(私だけでしょうか)いわゆるワーキングクラスとミドルクラスの人々の違いがとても鮮明なように思えます。

本人たちがそうした意識を持っているんだなと感じる場面がたびたびあり、自分が属するグループと他のグループの間で線引きしようとしている話し方に気が留まります。

インドやフィリピンなど他の国でも感じましたが、"educated"か”uneducated"かはある人物を描写するのにとても便利な形容詞。

このボーダーラインがその人の人なりのほとんどを説明してくれるような印象。

 

 

 

私は好きじゃない(´・ω・’)

 

 

 

かといって自分が100%その考えを持っていないかといったら嘘になるし反論してもなんなのでとりあえず同調する。

 

 

その後に襲ってくる罪悪感とやるせなさ。

 

弁論は得意じゃないから紙の上で戦えるようにがんばろう。

その意義を見出させてくれたイギリスの教育に感謝します。

SOAS free language course

まだ全くスピーキングの上達を感じてない(どころか言語自体の勉強してないからむしろ悪化してる気がする)ですが、二学期目は一学期目に比べると断然時間を有効的に使えるようになります。

 

ただそれはみんな同じなのでエッセーなどの採点もそれに応じて厳しくなるそう。

イギリスの教育システムで少し以外だったのは、評価の基準がほぼエッセーとテストだけに限られていることです。

プレゼン10%のコースもあることにはありますが、なんとなく成果主義な匂いがプンプンします。

授業中の発言etcは全くカウントされないので、毎週きっちりその週のリーディングをこなすよりも、早々にエッセーのトピックを決めて一つのテーマをじっくり研究したほうが効率的だよなーと昨日友人たちと話していました。

 

ただ夏にテストがダダダンとあるので、基本的な概念はどの週も押さえておかないと後でやっぱり大変そう。。。

 

バイトは3人目の生徒をもらい、問い合わせが来ても断るようにするようになり、毎月の食費はなんとか確保しています。

しかし、日本語を難しく考えたことなかったけど、東アジア以外の人から見たらひらがなもカタカナも確かに私たちがアラビア語などを見るように記号にしか見えないですね。

 

SOASでは二学期から、SOASの学生に限り無料の語学講座を2時間×10回で提供しており、他の大学ではないプログラムです。

最初は申し込むつもりなかったけど、まだ空いてるから応募歓迎とのメーリスが流れてきて、問い合わせに行くと・・・

Tibetian

Curdish

Urdu

Tamil

しか残っとらんかった

 

 

 えらべねー(°Д°)グァー

 

いや、そりゃあ西蔵語しゃべれたらかっこいいけどさ、

趣味としては高尚すぎる。

Curdish?

確かにマイノリティーの言語絶やしちゃいけないけど、トルコにおける人権とかにかかわる予定はなさそう。。。

 

タミル語、この字体を発明した人記憶力良すぎる。

காலை வணக்கம் =Good morning

小さいぐりんぐりんと大きいぐりんぐりん

ぐりんぐりんの中にぐりんぐりん、

ぐりんぐりんが2つだったらこうゆう意味

ぐりんぐりんが3つだったらあーゆー意味

敬服。

 

なので、ウルドゥー語をかじることになりました、جی ہان۔(はい)。

しゃべりはイスラム教の用語をのぞいて、ヒンディー語と同じなので、アラビア文字だけでも読めるようになることが目標です。

 

来年もしSOASで無料のlanguage courseを取りたい人がいたら早めの申し込みをお勧めします。

新入生向けのレクチャーで一週間目に伝えられるのですが、メーリスが流れる前に申し込みましょう。

特に中国語、韓国語、アラビア語、スペイン語、フランス語などメジャーなのは一瞬でとれなくなっちゃうみたいなので・・・

 

私はウルドゥー語をがんばります。

 

バイトinロンドン

 

 

ロンドンに来てからはや3か月、ついに自分の手と脳でキャピタルを生み出しました。

 

アタリが来たのはTutorhunt

(興味ある方はコチラから:Tutor Hunt - Register as a Tutor or Student

 

今まで何人か問い合わせしてくれましたが、何往復かやりとりしても実際にクレジット(ロンドンでバイト探し。初面接 in English - studyabroadinuk’s blogをご参照ください)を買うまで至った生徒はいませんでした。

 

返信がいけなかったのだろうか。。。(´・ω・)

値段設定が高かったのだろうか。。。(´・ω・)(´・ω・)(´・ω・)悶々。

 

そこで作戦を二つ立てました。

作戦1.他の先生がどんな返信をしているのか調査。

作戦2.初回授業料割引。

 

実践1.TutorhuntからStudentのアカウントを別に作り、登録している不特定多数のTeacherに架空の問い合わせを送り返信を待つ。ちなみにPCスキルの分野で試しました。(お金があったら本当に習いたいのと、偏見かもしれませんが本当のプロフェッショナルがいそうだったので)

 

結果、質問に対して1~3行でダイレクトに返してくる人がほとんど。あいさつもないやつもいました。

それに対して、スーパープロフェッショナルな返信が1人からだけ返ってきました。

授業を受けたいと思わせるか思わせないかの違いは一目瞭然でした。

そこで次から問い合わせしてくれた人には、この返信モデルを登用。

 

効果抜群

 

中には返信に好感を持ったと言ってくれるPotential studentも。

ただし、Tutorhuntの難しいところは、仲介料を生徒から取ることです。

問い合わせ用のチャットボックスでやりとりはできるのですが、連絡先を漏らしたり待ち合わせ場所を決めるのは厳禁。先生側はタダですが、生徒はまず19£ほど払って先生の詳細を購入しなければなりません。 

それに対してもう一つのチューター仲介サイトTutor Fairは、毎回の授業に約5£をチャージするビジネスモデルを取っています。

生徒側から見れば、日本でいうスカイプ英会話のレアジョブやHanasoみたいに、自分の都合にあう時間にレッスンを”Open”している先生を毎回自由に選べます。

(サイトはコチラ:private tutors in london, personal tutors, home tuition | Tutorfair

おそらくTutorFairの方がランダムに生徒を獲得しやすいですが、Tutorhuntの場合は生徒がまず約20£も出して詳細を買ってくれるので、一人の先生と継続したレッスンが前提という感じです。

 

そして

実践2.初回授業料はお試しで10£、二回目以降からは20£という条件にしました。これがどれほどインセンティブを与えるかは定かではありませんが、

フラットメートの彼氏(現役ケンブリッジ)が取っている作戦で見習うことに。

 

 

初生徒はビデオゲームの会社に勤めている同年代のイギリス人の女の子。

 

 

♡萌えた♡

 

 

私:お正月は何をしましたか。 

 

生徒:Hmmm,食べ物をいっぱい食べました(照笑)

 

私:えー、かわいいー(^0^)何を食べましたか?

 

 

 

 

生徒:......肉...(自分で爆笑)

 

 

まだボキャブラリーが少ないだけに、質問に対するドンピシャな回答がドストライクゾーンにはまりました。

 

最後にお金のもらい方についてですが、生徒から直接現金でもらいます。

同じような感じで英語を教えていたイギリス人の友達に、生徒が自発的にお金くれなかったらどうするの?って聞いたら、

"So...that will be 10 pounds..."と ackwardなmomentが訪れるそうです。

 

 

 

ちなみに彼女が使っているのはGenkiテキスト。

 

ネーミングセンスあるわ。

 

遠距離恋愛(続編)、一時帰国

わずか一年間しかない大学院留学、途中で日本に変えるつもりはさらさらありませんでした。

遠方からイギリスに来ている留学生のほとんどはそうだと思います。

 

冬休みの宿題も重いので帰国する選択肢はありませんでした。

私は休み明けにエッセー2つ提出と、ヒンディー語のテストを控えているだけなのですが、友達にはエッセー5本=15000字相当を出さなければならない人もいて本当に気の毒でした。

(ちなみにその人は休みの2週間前ぐらいには一つのエッセーを書き上げていました。強者)

 

HOWEVER,ある夜、課題に打ちひしがれているとふと手が勝手にExpediaを検索していた。

20分後、私は大きな買い物をしていた。

留学3か月経過後、最大のアチーブメントと言えば料理程度。それでも不可抗力だった。

 

話を遡ると、1か月ほど前にBFがロンドンに来てくれた時、激安(4,5万)の大阪発着の航空券を会員ポイントで買えるから、帰ってきてほしいと。

こんないい話はないが、さすがに課題がきついと思いその時はお断り。。。

そのあとも何回かそういった話になったが、どう考えてもスケジュール的に不可能だと...が、まとめると結局愛欲に負け一週間程度だけ日本に戻ることをある日突然心に決めました。

 

(自分の銀行の口座に貯金があるって最高)女性は経済的に独立しなければ決して自由にはなれないと、私のおばさんがいつも言っているのですが、この時そのことをとても身に染みて感じました。

 

11月に母がすでに会いに来てくれたのと、父の誕生日が近かったので親には内緒でサプライズ登場することに。

友達にもほぼ誰にも言わなかったけど結果的にいろいろ会えて楽しかったです。

 

決定がぎりぎりだったので、4,5万の大阪発着の航空券は間に合わず、(間に合ってもめんどくさいからたぶん選んでなかったけど)結局イスタンブール乗り継ぎで初めてのTurkish Airlineを使うことに!

この時期の値段は、乗り継ぎありで99000円。直行便だとやっぱり12~15万はかかるみたいです。

Turkish Airlineのケバブおいしかったな。

かなり良い航空会社です。

イスタンブールの空港も巨大です。

 

イギリスの友達にはそんな十数時間もかけて一週間しか帰らないのはバカだといわれまくりましたが、それは、

色々な日程で最安値を探してたところ、悩んでいたら10分後にお正月またがる航空券が6000円値あがっていたのがうざく、新年前に帰ってくることに決定(´・ω・)

ビジネスの世界では本当に決断力で勝ち負けが決まりますね。日常に教訓があふれてる。

 

ちなみに航空券代は、なんとクリスマスカードに5万円が同封されており、折半。(泣ける)

帰りの飛行機で隣に座っていたトルコ人の女の子はイギリス人の彼氏がおり、3か月に一回お互いあっているそう。

片方が帰った後、もう片方はすぐに3か月後の航空券を予約。そうやってあと3か月だから、と勉強もがんばれるそうです。

近いところだと可能ですが、日本⇔欧米だとなかなか難しい。

何よりこの投資に値する関係かどうかを見極めないと、将来別れることになったら後悔するかもしれません。

青春に後悔なし・・・とは限らないので。

 

 

それではみなさん素敵な新年を!← リボーンプログラム

 

院生、Examination

イギリスのテストの多くは学期末にドーンと3時間たっぷり行われる場合が多いです。

3時間・・・

普通に手死にますわ。

 

ケンブリッジなど"old style"と言われるところは本当に学期末のテスト一発ですべての成績が決まるらしいです。

 

ケンブリッジ学部卒業で今SOASの院に来ている友達に留学生はどうするのって聞くと、

 

「悪いけど英語に自信ない留学生はケンブリッジに入れないと思う」

 

あぁ、正論だとも。

現実はいつも厳しいです。

 

SOASはそれに比べて留学生が多い分、だいぶやさしいです。

ほとんどの授業はエッセーとプレゼンと試験と総合的に判断してくれるので、留学生のことを考慮してくれています。

 

私のメインコースはブックレビューとエッセーと、テストは50分のみ。

教授になんで50分しかないのかと聞いたら、テストは留学生にとって究極に不公平だからだそう。やっぱりSOASは多様性の味方。

ただし、時々その配慮が本当に留学生のためになるのか謎なことが多い。

 

何が酷いかって、50分で4問記述を答えなければならないこと。

短すぎてかえって時間を気にせず気楽に書いたという人が多く、私もテスト一日前に何回も時間を計って練習したのですが、入念に分析して最小限にしぼって準備した問題はほとんどはずれてもういいやと割り切ってしまい最後の問題を終わらせることもできずに終わりました。

 

なんか有益なことを書こうとしたけど、普段の授業で分からなかったことはその場で解消する、ということです。。。

そしてリーディングがどんなにヘビーでも怠らない。あとテスト直前の週もちゃんと準備する。。。

 

 

 

 

P.sテスト後の一杯は最高です!

 

 

遠距離恋愛 distance relationships

現在彼氏/彼女がいてこれから留学に行く方、あなたたちはラブラブですか? 

 

 

 

YES→とても辛いです。分かります。勉強に全く集中できなくなる日はいくらでもあります。そして将来の方向性(就活)を考えるとき、どの国で暮らしたいか二人で話し合う機会がたくさんあると思います。

同じ国籍同士ならそこは簡単に決まるかもしれません。でも留学中、もうちょっとこちに残りたいな、卒業後例えば一年かけて世界旅行したいなとか考えたりするかもしれません。

約束の一年、本当に一年で帰ってくるのか...どれぐらい待てばいいか分からない「待ち」が最も辛いですよね。。。←

 

NO→新しい一歩を踏み出す最高の機会です。

おい、と思うかもしれませんが残念ながら二人にとっては決別が最も良い選択肢のはず。(あれ、なんか占い師みたいな書き方になってきた気が・・・w)

待つ側(日本に残っている方)の気持ちは想像はできますが体験したことないのでなんともいえませんが、留学する方は新しい環境に入り、最初はなじむのが精いっぱいで、それからはもうエンジョイです。

素敵な人にたくさん出会います。

彼/彼女のことを忘れる瞬間はいくらでもあるでしょう。

何より、「チャンス」が舞い降りてきた時に、自然消滅寸前の関係が邪魔して新たな人生の一ページを開けないのはなんとももったいない気がします。(あくまでも個人的な見解です。なので批判は受け付けません。笑)

 

留学中、恋人の存在はもちろん支えになることが多々あります。しかしそれを頼りにしすぎて自分が辛い時に話を聞いてもらいたくてすがっても、相手は100%期待してたようなサポートをくれるとは限りません。

 

そういった自分勝手な期待に応えられないパートナーに失望して、最後は別れてしまうカップルが多いように思えます。

 

「留学中は自分との戦いみたいなところもあるし、彼(彼女)には彼(彼女)の生活があるから、そういう意味で求めたりはしなかった」

某長寿カップル友人の名言。 

この言葉に秘かに救われました。 

今はラブラブにしろそうでないにしろ、このマインドセットは本当に大切です。

 

これだけ書き残しておきたかった。(笑)

 

 

ちなみに遠距離恋愛中のおすすめはSkypeデートです。

一人で部屋で勉強してると相手のことを考えて全く集中できないことがあるかと思います。

時差のため、こっちが学校から帰ってくると向こうはもう寝る時間ということがありますが、そんな時はSkypeをKeep onして(相手は画面の向こうで寝てる)しゃべらなくてもすぐ近くに一緒にいる錯覚が得られ不思議と落ち着いて勉強に戻ることができます。

 

知り合いに留学予定で彼氏/彼女持ちの人がいたのでこの項目について思うことを綴ってみました。経験者でなんか足したいことがあればぜひ教えてくださいね。

 

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IELTS writing コツ

いわゆるAcademic writingで使う言い回しは話し言葉よりくどいので海外長期在住経験があっても高等教育を受けていないと難しいところがあるようです。

 

私が受けた环球雅思のIELTS writingではいくつかポイントを教えてもらいましたが、一番重要なのは「名詞の多用」だと思います。

実際、SOASのIn-sessionalという英語のライティング補修講座でも先生が同じことを言っていたので、アイエルツだけでなく実際のエッセーでも意識するべきことの一つです。

 

例えば、

A increased significantly from 1980 to 2000.(increaseは動詞として使われてる)

よりも

A showed a significant increase over the course of last two decades. (increaseは名詞として使われてる)

の方がsophisticated(洗練)されているように聞こえます。

 

その他に

sustainable⇒sustainability

be able to work⇒employability

able to ⇒ have the ability to

capable to ⇒have the capability to

afford to ⇒affordability 

などです。

 

次に大事なのは「副詞」をうまく使うこと。

例えば、(   )の中は考えられるその後に続く用語です。

socially (contextualised)

culturally (integrated)

economically (developed country) 

environmentally (hazardous) 

financially (independent)

または

~~~~~ became both socially and financially difficult.

 

 

暗記に対してアレルギーを持っている人が多いようですが、(個人的な信条ですが)語学は暗記した分だけ必ず日常生活でそのまま使えるので躊躇わないでほしいなと思います。

ライティングもしかり!高得点の例文をいくつか覚えておけば実際のテストでそれぞれのテーマに応じて言葉だけ変えれば時間の節約にもなるし間違いも起きにくくなるのでおすすめです。

以下8つはIELTS試験対策総本山(中国)が掲載してる高得点構文です。

中国は(何せ人口が多いのでw)似たようなクラスを取った人が全員同じ文を覚えてそのままテストで書いたりすることもあり、その場合には試験官にかなり点数を抑えられてしまうのですが、日本の場合は今のところ体系的にコツを教えてる塾など見たことがないのできっと大丈夫です(笑)

 (ポイントとなるところは下線を引きました)

 

1. People equate success in life with the ability of operating computer。

人们把会使用计算机与人生成功相提并论。

人々はパソコンを扱うスキルを人生の成功度合いと同様にみなす。

 

2. In the last decades, advances in medical technology have made it possible for people to live longer than in the past。

在过去的几十年,先进的医疗技术已经使得人们比过去活的时间更长成为可能。

過去数十年間において、医療技術の発展は人々がかつてより長く生きられることを可能にした。

 

すみません、以下日本語役省略しますm(__)m

3. In fact, we have to admit the fact that the quality of life is as important as life itself。

实上,我们必须承认生命的质量和生命本身一样重要。

 

4. We should spare no effort to beautify our environment。

(spare no effort=to work as hard as possible to achieve something)

我们应该不遗余力地美化我们的环境。

 

5. People believe that computer skills will enhance their job opportunities or promotion opportunities。

人们相信拥有计算机技术可以获得更多工作或提升的机会。

 

6. The information I've collected over last few years leads me to believe that this knowledge may be less useful than most people think。

从这几年我搜集的信息来看,这些知识并没有人们想象的那么有用。

 

7. Although this view is wildly held, this is little evidence that education can be obtained at any age and at any place。

尽管这一观点被广泛接受,很少有证据表明教育能够在任何地点、任何年龄进行。

 

8. No one can deny the fact that a person's education is the most important aspect of his life。

 

 

いかに回りくどくかけるかが鍵・・・のようにも思えますが、そろそろThere are more and more people---などといったような書き方から卒業してIELTSとの戦いを終わらせましょう!

 

Task1が苦手な人も多いと思いますが、やはり技術的にはTask2より圧倒的に簡単だそうです。

Task2は質問の聞き方を超大まかに分けるとまず3種類あり、①Agree/Disagree② Cause and Effect③to what extent、これともう一つなんか稀に出るやつがあるけど忘れたのでそれほど重要じゃないはず・・・←

答え方(ストラクチャー)はとにかくそれぞれに対応するようにしないと高得点は狙えません。パターンを熟知することが基本中の基本です。パターン。

ぜひ調べてみてください(ここに書くと長いので省略)

 

 

 

リスニングに関してはちゃんと思い返すと注意すべきことがいくつかあったのでまたの機会に書けたら書きたいと思います。

 

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IELTSの試験料高いですよね。

為替によるけど、一回の試験を受けるのに約25000円。

4回で10万円です。スピーキングはアドリブでとかぬかしてられる場合ではありません。

バイトの労働に換算すると、時給1000円と仮定してIELTSを一回受けるのに25時間働かなければならないことになります。

TOEFL-iBTもしかりです。

留学は留学する前からお金がいろいろとかかるのです。

世の中の親の財政負担を少しでも軽減させるためにも、この記事が役にたちますように。。。

 

ライティングにお悩みの方はこちらから:

studyabroadinuk.hatenablog.com

 

 

まず断っておきますが、IELTSがすでに求められている水準に達した方や帰国子女、インター出身、もともとネイティブの方は読んでも無駄なので冷やかさずにスルーしてください。別に英語が自信満々だからノウハウをシェアしているわけではないので(笑)「誰でも7日間で○点以上保証!」みたいな本のコツを実践した結果私でも合格ラインに行けた!という経験からまだスコアが伸び悩んでいる方に何らかのヒントを見出してもらえたら本望です。

 

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さて、個人的には何よりもいい教科書選びが重要だと思います。

(昔東大で直接買った勉強法の本の筆者もそう主張しておられました。)

例えばTOEICのキクタンや過去問集、TOEFLの海外輸入版の分厚い問題集、Writingのストラクチャーのパターンを異様に主張するIELTSの入門書など私には全く役に立ちませんでした。

訂装からしてこれ最後まで解く気がしないなって思う本はぜひ買うのをやめときましょう。

あなたの直観はきっと正しい。

 

TOEICTOEFLは何冊かすごくよくできている本に出会い、点が大幅に伸びたりしましたが、日本ではIELTSはまだ根づいていないのか似たり寄ったりな入門書ばっかりです。(2013年の時点で)

でも選ぶとすれば、以下の2冊はIELTSこれから受ける方にはおすすめです。

 

はじめてのIELTS 英国留学試験―イギリス・オーストラリア・ニュージーランド留学案内

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新セルフスタディ IELTS 完全攻略

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 特に一冊目は最初にイギリスの各大学と大学院が求めているIELTSの基準点を一覧表で載せているので、まだ学校が決まっていない方はいい参考になるはず。

おととしの夏、父がこの二冊を買ってくれ一緒に各学校のレベルを見比べたのを今でも覚えています。(私のIETLSとの戦いはそこからぼちぼちとはじまった・・・)

百戦錬磨の受験者向けではなく、題名からもわかるように「はじめて」の方向けにとても分かりやすく各章の練習問題もよく構成されています。

 

下の方はどちらかというとドリルっていう感じです。

こっちはそこまで役だった記憶ないけど悪くはなかったです。

 

 

この記事の最初に書いた「ことわり」にもかかわらずいじわるな英語ぺら夫とぺら子が見ているかもしれませんが、恥をしのいで点数を晒すと

 

一回目はR7.5 L7.0 W6.0 S6.0でOverall7.0でした。

SOASの基準はOverall7.0で各項目も最低7.0に達していなければなりません。

SOAS入学英語基準:English Language Requirements at SOAS, University of London

学部か大学院かで求められる点数が違う大学もあるのでいろいろ確認してみてください。

(上のはじめてのIELTSの方は一覧表になってるのでわざわざ探さなくて済んで便利でした。)

 

二回目 R8.5 L8.5 W6.0 S6.0 Overall 7.5 。

(ライティングとスピーキングはいったんつっこまないでくださいね^^笑)

留学エージェントのIELTSお試し講座で言われたのは、0.5ポイント伸ばすのに100時間の勉強が必要だということです。

 

リーディング1.0とリスニング1.5伸びました。

というわけで合計500時間勉強しました。

 

・・・当然そんなわけはなく、点が伸びたのはこの二回の試験の間に超役立つ教科書に巡り会えたからだと信じています。

それはまたもや父が買ってくれた本ですが、調達先は中国!

試験対策市場の本場ですww

IELTS対策の超大手塾的なところが2つありますが、それぞれ「新東方」と「 环球雅思」といいます。

父が買ってくれたのは後者 「环球雅思」(雅思はIELTSの中国語名です)の

7日間リーディング7.0と7日間でリスニング7.0、とスピーキングも買ってくれたのですが当時の私は練習方法がよく分からずアドリブでいいやとたかをくくっていました。(ライティングとスピーキングに対する怠惰な態度のせいで2回お金を無駄にしましたw)

 

中国語なので読めるか分かりませんが、一応本が買えるリンク載せときます。

ちなみにこれはアフィリエイトではないので飛んでも私には一文も入りません(;0;)笑

雅思类_环球雅思书店

http://www.globalbook.org/category.php?id=1

 

中身は練習問題にそってもっぱら解くときのコツや「法則」が書かれています。

日本のIELTSの教科書の場合、ただひたすら問題を練習させるものばかりで説明は読んでも常識としてもともと知ってることが多いので何も書いてないのと一緒です。

 

以下、中国語のリーディングのコツ本に書かれていた内容の数例を後輩数人のために以前訳したものです。

これもなんとなく当たり前のようなことを書いてある気がするかもしれませんが、忠実に守ったらまぢで伸びましたww

 
 
まず一番ややこしいリーディングの最後の問題としてよく登場するタイトル探し。
 
i.__________________
ii._________________
iii._________________ってあって、表してる段落(A.B.C.Dとか)を探すヤツ
 
①例として出ている番号をすばやく消去する。
選択肢を読まず、文章をまず読む。ひと段落読み終わったらその段落の主題を選択肢の中から探す。
(ひと段落ずつ解いていくこと)
③各段落を読むとき、その段落を通読し、メインアイディアを注意して探す。
 
‐メインアイディアの探し方‐
1.最初の文が譲歩を含んでいたら、必ずそれがメインアイディアである。(*譲歩:Although A, B. While A, B. DespiteA, B.)
重要なのはBの方で、Bは必ずといっていいほどその段落の要点である。
例)However, despite the importance of the recruitment decision and the range of sophisticated and more objective selection techniques available, including the use of psychometric tests, assessment centres etc., many organisations are still prepared to make this decision on the basis of a single 30 to 45 minute unstructured interview.
ここでDspiteのBの部分に当たるのはmany organisations are still prepared to make this decision on the basis of a single 30 to 45 minutes unstructured interviewで、(iii) The unstructured interview and its validityが正解になる。
 
2.各段落の第一文が以下のような文だったら、それは必ずメインアイディアである。
 Doing something is not easy.
 Doing something is complicated.
 Doing something is difficult.
 Doing something is complex.
 It is not easy to do something.
 It is complicated to do something.
 It is difficult to do something.
 It is complex to do something.
この場合答えは往々にしてdoing something, how to do something, methods of doing somethingになる。
 
3.最初の文が疑問文だったらそれはメインアイディアではなく、その次の文が本当の要点になる。
4.文章中で例が出されたら(For example,---)、その文ではなく、その一つ前の文がメインアイディアとなる。
(A. For example, B.だったら、BではなくAが要点。)
5.文章中に以下の語句があったら、その文は必ずメインアイディアである。
A show that B
A showing that B
A suggest that B
 
6.段落の最後の文で、This/That is.....とあったら、その文は必ずメインアイディアである。
 
 
④全段落を通読しても要点が見つけられなかった場合は自分で全体の内容をまとめ、答えを探す。どうしても理解できなかったら、一文目が要点である可能性が最も高い。
⑤ある段落の答えを確定できたら、選択肢の中から消去する。
⑥答えに自信がないときは、可能性のある答えをすべて選び出しておく。この時、選択肢から選んだ記号は消さない。
⑦二項で判断つかないときは、先に次の段落を解く。
⑧以下の語彙を含んでいたら正解である可能性が非常に高い
origin, cause, reason; effect, implication, impact
 
 
そして、YES/NO/NOT GIVENの問題に関して
can/may/maybe/almostが入った答えは正解になりやすくて、all/must/have to とか全部含めちゃうやつ(100%断定)はNOかFALSEの可能性が高い。
5問中、もし3問以上NOT GIVENがあったら疑った方がよくて、同じ回答が3つ続くこともめったにない。

 

こういったことを頭に入れておいてリーディングをやり直すと、不思議なことに自分的には腑に落ちない時でも正解にありつけたりします。

(もちろん百発百中はむずかしいので結局は人それぞれの勉強法にゆだねられますが・・・)

ただ問題集や過去問をひたすら解いても結局その中からコツや規則を見出さなければ同じ間違いを何回も繰り返してしまいます。

そうしたコツや規則を自分でまとめる労力を払うよりも、専門的に統計を取りそれらを全部まとめてくれている教科書を読んだ方が早いのは本当だと思います。

これからのIELTSの広まり具合によって日本でもそういう教科書が登場してくるでしょう。

 

ちなみにTOEFL-ITPでめっちゃお世話になった本はこれ

これならわかるTOEFL ITPテスト文法マスター440 (TOEFLテスト大戦略シリーズ)

これならわかるTOEFL ITPテスト文法マスター440 (TOEFLテスト大戦略シリーズ)

  • 作者: 島崎美登里,ポールワーデン,ロバート・A.ヒルキ
  • 出版社/メーカー: 旺文社
  • 発売日: 2010/03/01
  • メディア: 単行本
  • 購入: 1人 クリック: 1回
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 文法が弱点だったので文法に特化したこの一冊だけを1か月間ゆるやかに練習したらbelow practical(penalty) English line(知らない人は横浜市立大学/PEとググってみましょう)から当時の合格基準+70点まで伸びました。

いい教科書はいい先生であり目的達成への近道です。

私は中途半端に自分の状況に甘んじてしまうことが多いので、どのテストも極めるほど勉強したことはありませんでしたが、ある本に出会う前と後の変化は結構大きいと感じています。

 

 

長くなってしまいましたが、

三度目の正直で、大学院出願直前、去年(2013年)の10月に受けた最後のIELTSは

R7.0(劇落ちw)L8.0 W7.0 S7.0 Overall7.5 でした。

ライティングとスピーキングに集中して取り組んだことが一目瞭然ですねw

時間ないのでリーディングとリスニングはもう復習しなくていいやーとたかをくくっていたら見事に面喰らわされました。

でもライティングとスピーキングが伸びた背景にはまたもや 「 环球雅思」の存在が。

夏休みに中国に帰った際に、「 环球雅思」の2日間の特訓クラスに参加しました。

2日間でノウハウを学んだ結果、一般的に難項目とされているライティングもなんとかSOASの合格基準に達することができました。

ピーキングははっきり言って暗記のおかげです。

だって、伝統ダンスや水にまつわる思い出、自分の国で特別な木の説明、花言葉などnon-nativeがアドリブでストーリー展開するのにそもそもそれぞれの英語名称を知ってるかって話になります。

ピーキングは毎年 3回出題の宝庫が変化し、なくなる問題もあれば新しく加わる問題もあります。

太平洋地域は確か一緒なので、中国の授業でもらった出題予測は日本でも当てはまりました。

私が受けたシーズンで新たに問題宝庫に加わった問題は子供のころの遊び、好きな童話、木、花、写真、水、politenessなどでしたが、本番のテストで実際に後ろの3つを聞かれました。

他はもっとジェネラルな質問で、常に宝庫に入っているようなお決まりのトークでした。

今もWe-chat(中国版LINE)でその時受けていた授業の神先生が発信している情報を受信しているので、もしリクエストがあれば今後の出題傾向を書くのでおっしゃってください。

 

もしここまで日記を読んでくれ、これからIELTSを受ける方がいましたらスピーキングを何も準備せずに立ち向かおうっていうのは絶対にやめてくださいねw

(すでに英語ぺらぺらのぺら夫とぺら子は言うまでもなく例外だと思いますが)

普通に非英語圏で今の年齢になるまで育ってきて英語のBackgroundがなく英語力は平均的な日本人と自覚しているみなさん、お金をドブに捨てるのと一緒です。

親も自分も泣きます。

 

毎回の試験に準備万端で望んで、ブリティッシュカウンシルにお金を貢ぐのをいち早く卒業しましょう!!

 

25000円あったら6着ぐらい服が買えます。

25000円あったら国内旅行に行けます。

25000円あったら貧困にあえいでいる人を何人も助けることができます。

 

 

だいぶ長くなってしまったので、ライティングのコツは次回書きたいと思います。

リスニングのノウハウは常識以外一個ぐらいしかシェアすることないのでどっかにくっつけます。

 

ではみなさんの健闘を祈ります。

 

 

今から自分のEssayに戻らなければ・・・m(__)m

 

 

余談:真っ白できれいな歯で印象アップも大事です。欧米人に日本人女性の評判を聞くと、よく歯並びが悪いのが気になるとのこと。。。

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