イギリス大学院留学

ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)での一年間の大学院留学生活に関することなどを綴ってます。

ロンドンでバイト探し。初面接 in English

久しぶりの更新!

いよいよ初のreading weekです。 

時間が過ぎるのは本当にあっという間で、いつの間にか1学期が始まってからもう5週間が経ちました。

 

そんな節目の日に、

今日人生初のEnglish speaking countryでのjob interviewを受けてきました(°▽°)未だに興奮が収まらない←

事の発端はフランス人の友人との会話から。

その子は週1でフランス語を教えていて、給料はなんと20£/hour !

いい商売すぎる。

座ってて母国語しゃべってて1か月で80ポンド。

 

その情報を得てから勉強を放棄して3日間ぐらいジョブサーチに没頭しました。

でも日本語の需要は残念ながらイギリスではそこまでないようです。

皮肉ですが中国人でありながら中国語はしゃべれても外人に教えられる自信はなくリサーチしていないのですが、可能性はもっと広がったに違いません。

 

これといった、Japanese tutorの仲介サイトは見つけられませんでしたが、Tutor Huntというサイトに登録して、8人ぐらいの生徒候補者にDMを送りました。

それぞれのプロフィールに合わせて内容を全部変えたため夜中の2時までかかり、

結果返信がかえってきたのはたった2名ww

そのうち1名はごめんなさいメール。

もう1人は2-3回のやり取り後、レッスンを承諾。仲介サイトからチューター(教える人)の情報を買ったところでプライベートで詳細を交換して会う場所や日程を決める流れです。

 

20£がもうすぐポッケに入るとウカれていたのもつかの間、

その生徒とのやり取りは2日後にいきなりスレ自体が消えました。

え?(´・ω・)なんで??

サイトに現象を説明して問い合わせてみても何もかえってこず。。。

 

"烤熟的鸭子飞跑了。"

 

という中国の諺がありますが、文字通り、一度料理したアヒルが飛んで逃げたという意味です。

その時の気持ちはまさにこの8文字に凝縮されます。

あぁぁぁーーーあーーーーーぁぁぁああーぁぁぁん。

そんな気持ちでした。

ちょうど彼氏が遊びに来てたので1日ぐらいで立ち直りましたが、、、

1時間20£はおいしすぎる。。。

 

Tutor Huntとは別にCV-libraryというところにも一応CVをアップロードして情報を受け取ったりしていたのですが、業界をEducationにしたら送られて来るダイレクトメールはだいたい現地の中高の科学の先生とか歴史の先生とかそんな感じで・・・

「できるかボケ」と思いながら毎回即削除していました。

 

ところが

 

そんなCV-libraryが思わぬ機会をもたらせてくれました。

いつものようにメールボックスをチェックすると、

二件のメールが!!

まず一件目は、

Japanese Freelance face-to-face interpreterのお仕事で地域に根差した、病院や政府系の手続きなどでnon-English speakersがスムーズにコミュニケーションできるよう通訳をするお仕事に興味はないかとのこと。

すごく有意義そうで内容もできなくなさそうだったのでメールを返したら電話インタビューをしたいとのこと。 

まる1日経ちますが電話来ず。(たぶんもう永遠に来ない)

 

次に、

Japanese assessor role という題名でメールが。

CVを閲覧しましたがApplication Assessorのポジションに興味ありますか?といった内容。

最初アプリ?アクセサリー??とか思っていたら、

人材リクルートの会社のクライアントの企業が、日本語でコミュニケーションできる人を採用するのに、その応募者たちに日本語のテストを受けさせて能力を判断するのに、そのテストを丸つける(assess)人が必要らしい。

こちらは本命じゃないけど電話インタビューの練習になれたらと思い返信。

 

すると次の日のお昼に電話がかかってきて軽く内容の説明を受け質問したりし、直接面接に行くことに。

いつもなら緊張するはずの私でも、なにせ本命じゃない上、一日のアルバイトなのでどんなものか見てやろうじゃないか気分で出かけました。

 

ところが面接は意外と本格的。

 

まずはボスが出てきて、次にずっとやり取りをしていた人ともう一人のスタッフも一緒に3対1で話し、ボスいったん退席して残りの二人と過去の経験を話し、最後はボスとサシでなぜ自分がこのポジションにqualifiedなのかを述べる。

 

感想は、事前に軽くネットで面接の内容を調べておいてよかった・・・ということです。

英語がどうだったかはさておき、少なくとも考える時間の沈黙を作らないためにも頭の中である程度イメトレをしておくと質問されたときに「キター!(°∀°)」と余裕をかませます。

 

全力は出し切れたのでこれで落ちても縁がなかったんだなと潔くあきらめます。

なので採用されなくても報告したいと思います。

 

ちなみに現在ロンドンの最低賃金は、キャリア支援室のスタッフによると6.5ポンド前後だそう。

いとこが数年前に留英したときはピアノを教えていて15£/時をもらえていたのですが、皿洗いなどをしていた同級生の相場は3£だったそうです。

今回のテストのマーキングの仕事は12-15£/時でテストを受ける人の数によるけど5~10時間で終わるんだとか。

 

今結構仕事が入ってきていて、Far East(日中韓)に展開したいとボスは言っていました。

もし採用されたら人材コンサルとしてバイトしてみたいか聞かれ、願ってもないチャンスなので即答。

すでにその会社で働いてるスウェーデン人はフィンランドノルウェーデンマークなどすべてのスカンディネビアンカントリーを担当してるとのこと。

すげー(´・_・`)

 

なんで私は韓国語習わなかなったんだろ…ここでも他人と自分を比べてしまいます。

 

 

面接に行くのに地下鉄代が往復4.40£(約800円)かかったので、採用されなかったらかなりbad luckです。

ただ経験は金に換えられないと信じ・・・

他にも候補者が出てくるかもしれないので結果はだいたい一週間後に出してくれるそうです。

 

 

言語を教えるバイトをするなら学校で張り紙をするのも良いですが、同じ学生からお金を取るのは心が痛みます。

そして学校自体が多国籍な環境で習いたい国の言語の人間なんていくらでも見つかるのでわざわざお金を払って習うか疑問に思い試しませんでした。

でも今後余裕が出てくればトライしてみたいと思うのでまた何かシェアできたらなと思います!

 

 

リーディングウィーク空けには2000字と1500字のエッセーを二本提出しなければならず、これから山ほどの読み物をしなくてはなりません。

街はハロウィン。

友人の誘いに "I don't have the custom to celebrate Haloween.haha" と答える秘かなむなしさ。

(以前イギリスの友人からイギリスではGuy Fawkes and Bonfire nightの方が盛り上がると聞いていたので11月に入ったら実態を確かめてみたいと思います。)