イギリス大学院留学

ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)での一年間の大学院留学生活に関することなどを綴ってます。

遠距離恋愛その3 彼をたずねて三千里 

さて、3学期も終わり、大学院生活は残り修論を書くのみとなります。

 

来年留学する人のために時系列をおおまかに表すと以下のようになります。

 

2015年10-11月 出願

12-翌2月 結果出る

2016年9月下旬 入学

12月 1学期終了

2017年1月ー3月 2学期

4月ー6月 3学期(試験は5月から

(授業は5月初旬で終了し、その後試験が6月ごろまで)

2017年9月 修論提出

2017年12月 卒業判定

2018年7月 卒業式

 

そうです。2015年から準備を始めて、最後に卒業証書をもらえるのは2018年。

4か年計画です。

 

私の場合試験は5月下旬にもう終了したので、残り数か月イギリスに残るか、中国か日本に戻るか、放浪するかいくつでも選択肢はあったのですが、感情に従い行動しました。

(ちなみに論文はどこで書いてもよく、最後にハードコピーを提出しなければならないのですが、イギリスから離れる場合友達に頼むなどの対策を取ります。)

 

イギリスでは一斉に始まる就活時期はないみたいで、学校が毎週開催するキャリアフェアに参加して企業の人と話したり、自分で企業や組織の募集要項をチェックし、応募する感じです。

*コンサルファームはどこでも募集が早く始まります。

 

数か月間の学生生活をぬくぬくと過ごし社会にもまれる覚悟は完全にやられ、まずはインターンをしようと決め、大先生のご紹介でパリにて奇跡のような受け入れ先を発見。

パリを選んだのはbfの勤務先が

そこにあったから。

 

ただし家族がアジアン・ヴァリューをかなり強くもっているので、自分で部屋を借りまたフラットシェアをすることに。

パリにいながら1か月で400ユーロ、電気水道代すべて込みという安くていい物件を見つけ1日で契約を結んで料金もすべて支払ったのですが、家主が時々怖い。

 

最初は好きな色を聞かれ、壁やベッドシーツを自分好みにしてくれなんてすばらしい待遇なんだろうと感動しました。

その後ビザ関連のことで契約の書類が必要となり、簡単なことでもあまり協力をしてくれず。

ついにはヨーロッパで銀行口座を持っているか聞かれ、友達が返金したいから私の口座を借り、振り込んでもいいかお願いされる。

ちなみにまだ一度も対面したことがない赤の他人。 

インターン先のボスに話しても心配されたので海外のネットで物件を探すときはやはりいろいろ注意しなきゃなと思うばかりです。

直接見に行けなくてもスカイプなどで一度話すことをお勧めします。 

 

遠距離恋愛からそれてしまいましたが、

本題は国際恋愛。 

週末にbfの実家を訪ね、お父さんやお母さん、友達に会ってきたのですが、言葉があまり通じない分、逆に緊張も緩和されるというプラス面があります。

最近中国のカップル論争の番組にはまっているのですが、多くの問題はカップル間というよりも家族のバックグラウンドが違いすぎたり、嫁姑の間に軋轢があり息子がうまく対応できず関係に響いてしまったりということばかりで・・・

非常にアジア的だなと思います。

親の介護などなど。

でも欧米だと親も子から独立しているので、そういった意味では友人のような関係で私生活にまで干渉するということはないんだそう。

 

また話が逸れましたが、

言いたいことは、5-6月のテスト後、イギリスに居残らなくてもいいので、

今からそのあとの進路も同時に考えたほうがいいということです。

一般の企業のインターンはイギリスに渡った同年の12月やクリスマスの時期に申し込みができるように準備しておいた方が良いらしく、普段の課題と並行して職を探すのは結構忙しいです。

でも必ず道は開けます。

 

今日も世のため人のため自分のために精一杯生きましょう!