イギリス留学の関門IELTS対策 真面目な勉強もいいけどトリックもやっぱり役立つ!その2(ライティング中心)
コメントで各セクション7.0超えのための勉強法に関するご質問をいただきましたので、久しぶりにIELTSの攻略法とコツを伝授させていただきたいと思います。
早速ですが、リーディングとリスニングは毎日コツコツ勉強すれば7.0超えは大いに可能です!
リーディングを重点的に伸ばしたい方は、コチラの記事をまず参考にしてくださいね。
studyabroadinuk.hatenablog.com
それぞれのセクションにわけて書きます。
リーディング:
答え合わせの時に、答え絶対これだと思ったのに間違えた!!という問題たちから「読み解く」ことが大事な気がします。IELTSの文章題はTOEFLなどに比べたら簡単な方ですが、独特のロジックが姿を現す時があります。答える時に設問者の視点に立つというか、あえて言葉で表現するならば自分はこう思うけど、というのをぐっと抑えて、IELTSのヤツだったらこう思うだろう!という答えを選ぶ練習をするということです。そうすると勘が当たりやすくなる気がします。
後は以前の日記で書いたコツを毎回意識してみてください(答えの選択肢にMay/Canが入っている時は正解の確率が高く、Allのようにすべてや全体を意味する単語が入っている時は間違いの可能性が高いなど)
リスニング:
以下の二つをトライしてみてください。
1.当たり前のことですが予測すること。そして予測した答えを問題用紙の枠に薄く書いとくこと!当たったら万々歳、間違えたら脳が「あれ?!」と自然反射でいつも以上に敏感に反応してくれる・・・はず。
2.数字で答えるのか、英語で答えるのか、ANDなのかORなのか、それともAND/ORなのか、字数など・・・問題の指示文をちゃんと読むこと。例えば英語でthreeと書かなければならないのに数字の3を回答欄に書いてしまうと×になります。こういったケアレスミスで点を落とす人が多いとシドニーの語学学校で習いました。
ライティング:
まずは質問のカテゴリーをすべて把握して、それぞれに合った文章構成をすること。全部で4つあり、そのうち最初の3つだけ頻出です。
パターン1.Discuss both views and give your opinion (両者の意見を述べ、最後に自分の考えを出す)
例えば動物実験がお題だとすると、このパターンの問いに対する回答の構成は以下のような流れが望ましいそうです。
第一段落:Animals have been used to examine the effects of new medicines….(FACTで一文目を始める)
第二段落:Some people are of the opinion that animal-related experiment is…….
第三段落:However, some people opine that it is extremely cruel to use animals for huan benefits
第四段落:In summary, both views appear reasonable. A…….whereas B………. From my point of view,……..
ここでポイントとなるのは、ライティングには「正解」が時々存在するということです。
あるいは点を取りやすいサイドがあると言った方が語弊がないかもしれません。
動物実験の場合、欧米の主流の考え方に沿って自分は反対!だとした方が書きやすいし試験官から高得点を狙いやすいそうです。
また、動物園の是非に関しては、種の保存のために必要!とした方が取りやすいらしいです・・・そういった裏ルールが少なからず存在しています。しかしこれは日ごろから海外のニュースを見て、欧米のメインストリームの思考を探る他対策はないかもしれません・・・
長くなってしまいましたが、
パターン2:Cause & Cures(Reasons&Solutions)
このパターンではSafety/Security, Healthy/Wealthy, Pollution/Contamination系の社会問題の説明とその解決策を書くことが求められます。
第一段落:なぜこの問題を今から説明しようとするのか。
例 The pursuit of decent income is responsible for……..あるいは
People’s unwillingness to sacrifice their comfortable lives has caused……など。
第二段落:描写。自分の見解ではなく、事実を書くこと。何が原因で今どんな状況にあるのか、といった感じです。
第三段落:Transition
第四段落:Cures(解決策)
……., so the measures should be taken to combat the situation. Etc.
パターン3:Agree/Disagree(To what extent)
最も注意しなければならないのは、Discuss~の文として書いてはならないこと。Discuss both sideの場合、まず両側の意見を述べ、最終段落で自分の意見をちょこっとだす感じでした。
しかし、Agree/Disagreeの場合は、導入、自分の意見(First, Second, Third…)、譲歩、まとめ(自分の意見)となります。
例:過激スポーツについて
第一段落:It is difficult to draw a line between safe sports and risky sports
第二段落:自分の意見。相当賛成する場合、理由1.2.3で並べる。問題文に対して反対の意見を述べる場合、簡潔に反駁してなぜ反対なのか自分の意見を述べる。微妙に賛同するけど、完全には同意しない時、まずは一旦認める。(確かに~~~~)しかし、不合理な部分もある。と指摘や建設的な意見を加える。
パターン4!Cause & Effect(因果関係)
このパターンで大事なのは人間の心理的な動きについては語らないこと。
環境問題だったら、
第一段落:現象、その原因となったものを述べる
第二段落:On the one hand,…. On the other hand,….
第三段落:To my knowledge……A……., however, B……..
第四段落:……Consumption of imported food should be moderate. It is the tiny and individual efforts that add up to complete change in environmental conditions.
といった流れです。
まずはこの4つのパターンを覚え、解答のスタイルを頭に焼き付ければテストでスラスラ書けるようになります!
後は、品詞の使い方でいくつか高得点ポイントがあります。
1.分子形容詞を使うこと
例:Web-based, knowledge-based, life-changing opportunity, mind-altering experiences, work-related stress など。毎日練習として2個ぐらい考えてノートに書くと良いでしょう。
2.副詞を多用すること(そして動詞と副詞のコンビネーションも使える!)
例:The life of
The Internet has SUBSTANTIALLY CHANGED the way people live
Rely heavily on, Vary greatly, Financially capable (of affording private jet planes), Physically capable (of travelling)などもそうです。
3.動詞を名詞として使うこと!!(重要)
以前も書きましたが、つまりこういうことです↓↓↓これで得点率いっきに上がるそうです。
例: The DECISION(名詞) to live in the countryside is based on people’s CONSIDERATION regarding the environment and living costs.
ライティングが6.0前後の時、往々にしてPeopleを主語にして文章を始めたりしていませんでしょうか?少なくとも私はそうでした。
上の文、普通に読みやすく書くならPeople decide to live in the countryside because they consider the environment and living costs. みたいな感じになるかもしれません。
これだとライティングで7.0台に乗れないのです。
あと、More and more people start doing ………も全くアカデミックではないので、名詞に変えられるものは名詞にしましょう。本当はシンプルなことを難解に読みにくくすると、頭良く聞こえるってやつです。大学の授業と一緒ですねww
他数例:The NEED for a sophisticated number system became urgent (the demand for/ the pursuit of でもOK)
Due to the LACK of SELF-CONTROL or DISCIPLINE, people who work at home are highly likely to be less efficient.
Writing letters for COMMUNICATION has been losing POPULARITY over the last two decades.
図表は苦手意識を抱く人も多いですが、本当に見た目ほど難しくありません。パターンによっていくつかの軸(変化を中心に書くのか、対比を中心に書くのか、といった感じです。)に沿って書けば大丈夫なようです。
すみません、力尽きました。
図表の書き方やスピーキングについてはまた要望が出た時にお応えできればと思います。。。すみません。
スピーキングはWeChatをダウンロードして、liuweiEnglishというアカウントを追加すれば、(説明は中国語ですが)模範解答や予測問題などの役立つ情報が見れます。
WeChatで予測問題の見方が分からない方はご連絡ください。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
これからIELTSを控えている方、コツを掴んでがんばってくださいね!!